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exifで遊ぶ(Win)
目次
●exifを残す狙い
●Date Editor for Exif
●ImageFilter
●Able CV
●A-Z Photo Master
●デジカメNinja 2003EX
●ひとこと
●exifを残す狙い
Photoshopのような汎用レタッチソフトや、
デジカメの達人のようなデジカメ画像の管理・加工に
的を絞った市販のソフトウェアなどで画像を加工しても、
exifが保存可能(※1)なのに対し、
フリーウェアの多くは、exifを保存できない。
個人情報の保護という観点から、
exifはないほうが望ましいのかもしれない。
しかし、筆者は以下の効用があると考える。
・オリジナリティの保証
・リアリティの増加
・現在進行形もしくは撮影直後であることの演出
想像力がたくましい人には、萌え要素になるだろう(※2)。
※1
デジカメの達人では、画像圧縮モードが削除され、
exifのバージョンが2.1から2.0に変わる。
※2
●ImageFilter
ImageFilterは、筆者が知るかぎり、
exifを保存できる唯一のフリーのレタッチソフトである。
すなわちImageFilterで加工すれば、余計な段取りと出費がいらず、
exifを持つ画像を作成することができる。
ただし、ImageFilterにはモザイクがないことに注意。
ガウスぼかしがあるので、不自由を感じることはないはずだが(※1)。
なお、ImageFilterは、加工するとjpgコメント(単にコメントともいう)として
ImageFilter v6.2
を付加する。
[サンプル画像][ImageFilterによる作例]
※1
画像に加工の必要がなく、大きさを小さくするだけなら、
IrfanView(v3.75で対応)でも可能。
●Date Editor for Exif
Date Editor for Exifは、exifの日付時刻を編集するツール。
複数の画像を一括して処理できる手軽さがある(※1)。
3つの修正モードのうち、[代表差分復元]と[時差補正]は、
複数の画像を選択した場合でも、画像間の時間の差は保持される。
一方、[指定日時]では、すべて同一の時刻になるので要注意。
一瞬にすべての行為を凝縮するのは不自然だろう。
[Date Editor for Exifによる作例](日時を3000年に変更)
※1
撮影時刻が画像のアップの1時間前だとしたら、
生々しさを感じて萌える人が相当いるにちがいない。
●Able CV(シェアウェア・1,000円・試用期間14日)
Able CVは、exifをコピーすることができる。
すなわち、加工前の画像をバックアップしておけば、
そのexifを加工後の画像にコピーすることで、
失われたexifを復活することができる。
exifは同一画像でなければコピーできないわけではないので、
全く関連のない画像のexifをコピーすれば、
exifを偽装することも不可能ではない(※1)(※2)。
ただし、Able CVで保存したexifは、ソフトウェアの項目が
Able CV Exif Writer Ver3.0
のように改変される(※3)(※4)。
Able CVでは、部分的にモザイクをかけるといった芸当ができないので、
顔にモザイクがあったりすると、偽装の香りが漂うのが難である。
[Able CVによる作例]
※1
exifに著作権が適用されるのか否か、筆者には調べがつかなかった。
万一を慮るなら、ネットにある他人の画像からexifをコピーしないほうが無難。
※2
デジカメに精通した人であれば、画像を見ただけで、
exifとの齟齬に気づくかもしれないが。
※3
実際、Able CVを使ったのだから、当然なのだが。
※4
Able CVでも日付時刻の変更が可能。
しかし、ソフトウェアの項目が変更されてしまうため、
Date Editor for Exifを使ったほうがよい。
●A-Z Photo Master(シェアウェア・2,700円・試用期間30日)
Able CVが使用ソフトウェアの項目にその痕跡を残すのに対して、
A-Z Photo Masterはほぼ完璧にexifをコピーできる(※1)。
ゆえに、Able CVと同様に部分的にモザイクがかけられないけれども、
他のレタッチソフトで加工してからexifをコピーしても、
気づかれる心配がほとんどない。
なお、A-Z Photo Masterは、exifに含まれるサムネイルまでコピーしてしまう
(あるいは、コピー先でコピー先の画像のサムネイルを作成しない)ので、
サムネイルを更新(この場合は作成)しなければならない(※2)(※3)。
[A-Z Photo Masterによる作例](サムネイルは未作成)
※1
Photoshopで加工したことを示すAdobeResourceはコピーできない。
※2
A-Z Photo Master上でサムネイルを作成しているように見えても、
実際にはexifのコピー元のサムネイルのままである。
※3
Exif ReaderやAble CVのようなexifのサムネイルを表示するタイプの
ツールを使われると、一見してなにがしかの操作をしたことが露見する。
●デジカメNinja 2003EX(パッケージソフト・6,800円・体験版試用期間15日)
日時以外のexifの各情報を変更できるツールとなると、
筆者はデジカメNinja 2003EXしか探し出すことができなかった(※1)。
カメラの機種や絞り値などの他では変更できない項目まで自由に変えられる。

デジカメNinjaは使った痕跡を残さないものの、
あまりに非現実的な値に変更すると、それ自体が作為を物語ることになる。
[デジカメNinja 2003EXによる作例](カメラメーカーを「For the advent」に変更)
※1
変更したところで、得られるメリットが少ないからだろう。
●ひとこと
デジカメNinja 2003EXでexifを編集した画像の日付時刻を、
Date Editor for Exifで変更しようするとエラーが発生し、
画像が壊れる事態が発生。
原因は不明で、筆者の環境に依存しているかもしれないが、注意されたし。
画像を加工する際に使うImageFilter、
一括して変更できるDate Editor for Exif、以外は、
いずれも画像ごとにいちいち処理しなければならず(※1)、手間がかかる。
フリーウェアではないので、金もかかる。
時間と財布とこだわりに応じてソフトウェアを選び、exifで遊んでいただきたい。
※1
Able CVは一括処理が可能。
しかし、全く同じexifになる不自然さを受け入れられるだろうか。